無資格や未経験の介護職を対象とした求人が出ていることもあるグループホーム。ここで働き始める初心者の介護職に向けて、仕事に早く慣れ、楽しみながら働けるようになるためのポイントをお伝えします。

グループホームでは、入居者の日常生活をサポートすることが主な仕事です。グループホームの入居者は認知症と診断された方ですが、介護の基本は入居者ができることは自分でやってもらい、入居者ができない部分のみをそっとサポートすることです。

自立支援が基本であり、基本的には自宅で生活しているのと同じように介護職は過剰なサポートをあえて行わず、なおかつ入居者にとって居心地の良い環境を作る必要があります。

働き始めたら、まずは入居者一人一人としっかり向き合い、名前を覚えることから始めます。名前を呼び、個々の好みや生活リズムを理解することで信頼関係を築きます。相手が何を何を求めているのかを理解し、適切なサポートを心がけましょう。

次に、グループホームでの仕事はチームワークが重要です。経験豊富な先輩からはたくさんのことを学べますし、一緒に働く仲間と協力し合うことでより良いケアが提供できるようになります。

介護の仕事は、精神的にも体力的にも大変な面があります。質の高いケアを提供するためにも、自分自身の心と体を大切にしましょう。オンとオフの切替が重要になるため、残業に配慮された職場選びも大切です。

最初は戸惑うことも多いかもしれませんが、やりがいを感じられる仕事です。これらの情報を入念に確認して準備をすることが、自信を持ってグループホームで働くためのポイントです。